ツキイチゆるゆるコラムVol.28「折り合い」

久しぶりに、大好きな焼肉屋さんへ行ってきました
おそらくですが、これが最後だろうと思いながら。。。
3月にがんが見つかって、自分なりに戦ってきました。
厳しい現実も告知されました。

「宮崎さんのがんは、ステージ4でも、悪い方の4です。」
どの病院に行っても、ドクターからは、「大丈夫です。治ります。」
なんて言葉は絶対に出てこない。
それでも、自分だけ、治るんだと信じてあらがってみましたが、
現実的に、厳しいことをこの数ヶ月で実感。。。
ならば、残されたわずかな時間をどうやって過ごすか。
心に折り合いをつける。
ずっとずっと戦ってきた人生だったと思う。
最後は、心を穏やかに過ごしたい。
これが正直な気持ち。

毎日、サポートを受けながら散歩をしています。
その時に、小学校からの友人に会いました。
折り合いをつけたはずの心がジェットコースターのように
上下する。
正直にいうと。
羨ましいという気持ちが心を支配する。
その友人の小学生の時の顔が出てくる。
その友人の中学生の時の顔が出てくる。
その友人の高校生の時の顔が出てくる。
その友人の20代の時の顔が出てくる。
その友人の30代の時の顔が出てくる。
今、40代。
50代・60代・70代をなんとなく想像ができる。
これからも、生きていける友人を羨ましいと思う。
心に折り合いをつけて、死を受け入れたと思っていたのに。
穏やかに過ごしたい。
心をなるべく平らにして。
でも
心が躍るような美味しい焼き肉
この日は、本当に幸せだった
大好きな人たちに囲まれた1日だった
また行こう
近いうちにまた行こう
