徘徊者保護
と、ある日の夜の話です。
我が家の息子が仕事を終え、車を車庫に入れ家へ入ろうととしたところ、ご高齢の女性に道を尋ねられました。
時間は夜の8時頃。尋ねられた場所は遠くはないけど近くもなく…。息子は何となく認知症の方かと察した様で、自宅に居た私に助けを求めてきました。
「おばあちゃんが家が分からなくて困ってるからちょっと来て!」
さぁ、出番です!
女性は名前は言えるのですが住所、電話番号は分からず…持ち物はポケットの10円のみ。
旧姓で名乗ったり今の姓で名乗ったり、何をしに出かけたのかも分からず…。
警戒心がみられなかったので女性には一緒に交番へ行きお家を探してもらいましょう。と説明し、息子が運転する車で最寄りの交番へ行き警官に事情を説明して後はお任せ致しました。
その後、30分程して交番より女性のご家族からも捜査願いが出ており、無事に自宅まで送りました。とご丁寧に連絡をいただきました。
事故に遭わずに何よりでしたね。おばあちゃん。
そして…息子よ!お巡りさんにお世話になるばかりではなく、お巡りさんに情報提供できたじゃないか!さすが介護業界の母の子供だね!これからも困っている人の助けができる人間であってほしいです。