介護保険外サービス

昨日は『介護関連サービス事業協会』の設立式およびカンファレンスに伺ってまいりました。

介護関連サービス??🤔.・?ですよね。

では!学んだ事を復習も兼ねて、ばばーっとお伝えさせていただきます🫡

『介護関連サービス事業協会』は、経産省と民間企業10社が設立した協会です。
高齢者が安心して暮らし続けることのできる社会の実現と、家族介護者等の負担軽減を図るには、公的介護保険内サービスだけではカバーしきれない多様なニーズに対応する“介護保険外サービス事業”の活用が重要ですが、介護保険外サービスの活用に際しては、介護従事者や消費者に対して適切に情報が届いていないこと、信頼性のあるサービスの可視化が進んでいないことなど、多くの課題を抱えている状況です🫤
こうした現状を改善し、介護保険外サービスの普及を促進するため、協会が設立したとのことです✨
公的介護保険外サービスの振興により
・高齢者の健康寿命の延伸
・ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること)の実現
・介護者の負担軽減
を目的としているそうです。

介護保険外サービスが広まることで
1. 多様なニーズへの対応
介護保険サービスではカバーしきれない個別のニーズに応えられるため、利用者や家族の満足度が向上します。
・家事代行(掃除・洗濯・料理のサポート)
・移動支援(通院や買い物の付き添い)
・見守りサービス(定期的な訪問・オンライン見守り)etc…

2. 介護負担の軽減
家族が介護を担う場合、仕事やプライベートとの両立が課題となります。介護保険外サービスを活用することで、家族の負担が減り、精神的・肉体的な負担が軽減されます。
ビジネスケアラーへの両立支援

3. 柔軟なサービス提供が可能
介護保険サービスは「時間制限」や「サービス内容の制約」があるため、必要なときに必要なサービスを受けられないことがあります。
保険外サービスなら、時間の融通が利き、利用者の希望に沿ったサービスが受けやすくなります。

4. 地域の経済活性化・雇用創出
介護保険外サービスが普及すると、地域の事業者やNPO、フリーランスがサービス提供に参入しやすくなり、新たな雇用の創出や地域経済の活性化につながります。

5. 公的介護保険制度の負担軽減
介護保険の財政は厳しくなっており、介護保険サービスのみに頼ると持続可能性が危ぶまれます。民間サービスが広がることで、公的保険の負担が減り、介護制度全体の持続可能性が向上します。

6. 介護予防・健康維持につながる
保険外サービスには、リハビリ、フィットネス、趣味活動支援などが含まれることがあり、要介護状態になる前の健康維持や介護予防に役立ちます。

ケアマネとしてご利用者様の相談に応じる際に、保険外サービスは、公的サービスだけでは補えない時の“最終手段” “補填”という考えでご提案をしていましたが、保険外サービスを最初から選択肢に取り入れることによって、格段に視野が広がり、生活の質の向上にも繋がるなぁと思いました。
また、利用者の満足度向上、家族の負担軽減、経済活性化、介護制度の持続可能性向上など、多くのメリットが期待できます。
これにより、介護が必要な人もその家族も、より安心して生活できる社会の実現につながりますよね🥺
今後のケアマネ業務で活かしていきたいです😊

なんだかレポートみたいになってしまいましたが、私の中で収めておくのはもったいない情報だったので、ぜひ皆さんに知っていただきたい✨
長ーいブログ、お付き合いありがとうございました💕