産業ケアマネ道②はじめの一歩

前回〝始まり”として、産業ケアマネを志すことになった経緯をお伝えしました。今回は続編として、顧問契約に至るまでをお話してみようと思います。

初プレゼン

まずは、弊社の取り組みを以前より知ってくださっている企業にアポイントを取り、胸を借りるつもりで初プレゼンをさせていただきました。

従業員が仕事と介護を両立していく為には、まずは経営トップに現状について理解していただくことが最優先になります。

社内に介護の課題が潜んでいないか、全従業員様対象にアンケートを実施し、リアルなデータを元に産業ケアマネ導入の必要性をお伝えしました。

トライ&エラー

初プレゼンは緊張して同行していた弊社の取締役にも「原稿読みでしたね。。」と言われる程😭

とにかく作った資料を見ていただくだけで精一杯、顔をあげてお話しする事は到底できなかったです。自分の言葉で伝える為に足りないことについても自覚ができ、学び直しと修正を繰り返しました。

1番初めにプレゼンをさせて頂いた企業の代表、幹部の方は、「まだまだ走り始めたばかりの産業ケアマネを応援したい」という気持ちで契約をして下さったように思います。

「新しい風」🌿

温かく見守ってくださる企業様と顧問契約を締結させていただき、晴れて産業ケアマネ1級を取得。

その後は、窓口である担当者さんから企業のトップにお話を繋げていただくというような素晴らしい出会いに恵まれ、今では複数の企業様と契約させていただいています。

もちろん、プレゼンを聞いていただいてもすぐに導入というわけではなく、経営陣、管理部門の方々に何度もお会いし、検討を重ねて頂くことになりますが、その間にも窓口になってくださる担当者様が「これからの時代には産業ケアマネが必要だ」と社内調整に尽力してくださったからこそであり、感謝しかありません。

気持ちよくお付き合いをさせていただいている企業と契約できることは大変に光栄なことであると共に、大きな責任も感じます。

ある企業のトップからご契約時に頂いたお言葉。「新しい風が吹いてきた」

産業ケアマネは、仕事と介護の両立を通して、〝企業と従業員様を応援できる”と確信した瞬間でした。嬉しくて、忘れられません。

契約は、ご縁を頂いた企業と〝はじめの一歩”を共に歩み始めたという証だと思っています。

産業ケアマネがいる限りは、「望まない離職はさせない。それぞれの幸せな働き方を叶える。」

そういう想いで企業様と二人三脚で取り組んでいます。

次回は、産業ケアマネ導入後のセミナーや個別相談など、企業内での活動についてお伝えします。

長文、お付き合いいただきありがとうございました😊