段取り8割・実行2割
おはようございます。本日の担当は佐藤つぐみです。
10月16日は、日本看護協会の埼玉県支部で行われたケアマネ向け研修に社長がお呼ばれ。
同席をさせていただきました。
色んな仕事に応用できる、特に介護現場には応用しやすい内容だったと感じたので、まとめてみました😳
1.発足や収集をする役割として
2. 自分の仕事を把握する
3.メモを残す・書き出す
テーマ『段取り8割・実行2割』
まずは前提の知識として
・介護保険法の前に、労働基準法を守る
→介護保険法の考え方に時間は組み込まれていない。色んな側面から考えて、全てが両立するように業務を組み立てなければいけない。
1.発足や収集をする役割として
介護の仕事は本人の想い、家族の想い、(行政や医療、その他ケアチームの想い)など、色んな方の想いが乗ってきます。
基本的にはケアマネがチームリーダとして指揮を取りますが、私たち誰もが突然チームリーダーとしての役割を持つ場面がやってくることがあります。
現場の管理者やリーダーとしてだけでなく、プライベートでも友人や家族との話し合いの場においても、仕事だけでなく、これからの人生のどんな場面でも。
そんな時に心得ておきたいこと
・召集するホストとしての責任・自覚を持つ
→人の時間を使ってもらっているという意識を持つ。
その場のゴールは何か、何を決める場なのか、各々に何をしてもらうのか
そこに集う人が、時間を無駄にしたという認識にならないように。
逆に、この人の召集だったら実のある時間だと思ってもらえるように。
段取りを組まなければいけません。
理解してすぐ使えるようにはなりません。
訓練を重ねて、その結果、仕事だけでなく今後の出会い、関係を継続できる方々がどんな人になるのか、が変わってきます。
2.自分の仕事を把握する
何をするにおいても、急にやらなければいけないことが振ってくることがあります。
つまり、隙間時間を使って自分たちの仕事を完了させられるスキルを身につけているのと、ないのとでは、時間の使い方・人生の送り方まで変わります。
他人に迷惑をかけなければ良い?
ここでワンポイント。施設で働いたことがある方は思い出してください。
その方の介助に入るときは、自分たちがどのくらいの時間がかかるかどうか、他の人がどのくらいの時間かかるかどうかを把握していましたよね。
その作業をすることによって、残りの仕事と自分の業務完了はどこまでかを測って、業務に取り組んでいたのです。
つまり、見ている人は見ているのです。
自分がどのくらいの処理能力を持っているのかを。
その結果、チャンスが振ってくるか、そうでないかの大きな分かれ目につながることも・・・。
質を求めるのも良いことかもしれません。でも、上限を決めることも大切です。
必要以上に取り組むことを削減できれば、私たちの時間はどこまで増えるでしょうか。他のことに取り組めることが増えるでしょうか。
だからこそ、
・その作業を始める前に時計を確認。終わった後にも時計を確認すること
・この作業を癖づけて、自分が何にどのくらいかかるのかを把握し続けること
・自分の処理能力を把握すること
・可能なら、ブラッシュアップを重ねていくこと
これらを訓練していくことが大切です。
何事もメモを取ること
新人は書き出すことは多いけど、ベテランほど疎かになることが多いです。
しかし、ベテランほど急な用事が入り、やろうと思っていたことができなかったことが多々あるでしょう。
そんなときにやることリストのメモがあれば
「最低限、これだけはやろう」という気になります。
また、他にもメリットが沢山あるのです。
その日物理的な用事がないと、必須ではない用事を入れがちなのが、私たちの通常です。
しかし、そこにやることリストのメモがあるだけで
「あ、これやるんだった」と、優先順位を間違えずに物事に取り組むことができるのです。
それを繰り返すことによって、仕事を早め早めに片付け、急なイレギュラーに対応できるようになる、チャンスを逃さずにものにすることができるようになります。
ちなみに、仕事に取り組むときのポイントですが、なるべく時間がかからないものから取り組むようにします。
限られた時間の中で完了する仕事から取り組むことによって、残りの仕事の数を減らすことができるだけでなく
例えばそこで仕事が中途半端になろうものなら
介護士で言うと、おむつ交換の最中に他の利用者さんのところへ行く
看護師で言うと、注射を打ちっぱなしで他の患者さんのところへ行く
のと同じ行為です。
クオリティも効率も下がります。
だからこそ、そもそも中途半端な予定の組み方にならないように段取りを組むことが肝になってきます。
そして、やるべきことを隙間時間も活用してきちっとやると待っている未来は
フリータイムが沢山
そのフリータイムをどう活用するかは、自分次第
そんな時間を確保するためにも、
その日の仕事はその日のうちに終わらせる努力をすることから始めてみましょう!